山伏峠・井川雨畑林道  山伏峠(標高1830m)越え (その1)

                平成15年7月5日(土)〜7月6日(日)

                    参加者6名:高岡、岡野、高見、忠、佐々木、鎌田

         地 図  ◎山伏峠 1日目

■1日目(7月5日) 下部温泉駅〜雨畑湖〜山伏峠〜井川湖畔田代温泉 67.4km

       

        出発前の勇姿、完全に雨を覚悟していたが天候は運良く「曇り」、

        期待と不安を胸に、午前11時前出発。下部温泉駅は標高250m程。

   

   

             早川沿いに南アルプス公園線を上り、大島から雨畑湖を目指す。

  

                                       雨畑湖畔を快適に走る。

 

 12時過ぎに雨畑湖畔の  温泉で昼食。下部温泉駅から標高で200m程

 登ってきた。まだまだ余裕があるが、これからまだ標高差1400m(今日一日では1600m)を越える。

 

 この温泉はおしゃれな造りとなって入りたかったが、これからまだまだ先が長いので見学のみ。残念。

 

                     少しずつ、少しずつ登っていく。

 

 最奥の集落?長畑付近には通行止めのゲートがあった。自転車は担げば何処でも通れるはず・・・・と。

 強行突破!最悪引き返すことも頭に入れて、さあ出発。ゲート付近は標高約900m。

 途中道路工事の人がいたが気持ちよく通してくれた。この後まだ1000m近く登らなくてはならない。

 

   見上げると何処までも続く上り坂。登っても登っても腕時計の高度計は僅かずつ増えていくだけ。

         

       林道の途中にあった行田山登山口(標高1640m)。ここから山頂へは2時間らしい。

   時々崩れたところが整備されている。

 

          だいぶ標高もあがり雲が下に見えるようになる。雨でなくて良かった。

              

                     南アルプスの山や谷はとても深い。

             

 峠近くになると未舗装の道が多くなってきた。今登ってきた道を遙か下に眺める。

 それでも急な坂は殆どなく半数近くの強者が自転車を押すことなく登れた。

 でもこのようなところは押して登るしかない。

  

                    峠直前の崖崩れの様子。

 

 早い人と遅い人の差は大きいが18時には全員「山伏峠」に着いた。

 山伏峠は看板もなく車もいなくて静かな峠。山伏岳登山口の立て札があるだけ。

 下部温泉駅から50km程の距離であるが標高差は1600m。よく落伍者もなく登れた。

 この時期、日が長いのでこのような行程で走れた。さあ後20km弱の下り。快適に走ろう。

         

                   山伏峠にて全員で記念撮影。ごくろうさま。

  

 下りの道も崩れた石が転がっていたりして注意が必要。でも、苦しんで登った後の下りは最高!

 標高差1100m程の下り坂をブレーキを必死に押さえながら下る。

 下りの途中、舗装上の浮き石にのって岡野さんの自転車がパンク。あたりは暗くなり始めていた。

           

                          《本日の夕食》

     食事は珍しいものが多く、鹿肉のさしみ&かつ、山の幸の天ぷら等、おなか一杯になる。 

  

              早々に温泉に入り、ビールで乾杯。『ア−・・・・・・うまい!!』

                

                食後にもみんなでもう一杯。明日のコースを考えつつ・・・・。

           パンク事件でだいぶ遅く到着したが、民宿ふるさとの人が温かく迎えてくれた。

 宿の温泉。アルカリ泉なのか肌がすべすべ。

 

その1 終